ビートルズ最後の新曲『NOW AND THEN』聴いてみた感想
The Beatles の最後の新曲”NOW AND THEN”が2023年11月2日に公開されました。
何度か聞いてみた率直な感想を書いていきたいと思います。
まず、”NOW AND THEN”について書いていきます。
“NOW AND THEN”のいきさつ
“NOW AND THEN”は1995年に発表された”Free as a bird”と”Real Love”と同時期にオノ・ヨーコからポール・マッカートニーにデモテープが渡されていました。
しかし、ピアノの音が大きすぎてジョン・レノンのボーカルが聞き取れない為、”NOW AND THEN”はお蔵入りになっていたようです。
しかし、2023年AIという技術を用いる事で、ジョンのボーカルとピアノの音を分ける事に成功して、今回新曲として発表される事となりました。
ジョージ・ハリスンも1995年のレコーディングで”NOW AND THEN”のリズムギターを弾いているテイクがあり、それを採用して”最後”のThe Beatlesの新曲として発表するに至ったという事です。
“NOW AND THEN”の率直な感想
そして、”NOW AND THEN”を聴いた感想。
正直、イマイチな曲だと思いました。
”Free as a bird”の時は曲を聴いて感動したのですが、正直感動するまで至らなかった。
どこかクオリティーに納得できなかったデッドストックを何とか仕上げたような曲という印象でした。
残っているピースを集めて作ったと考えれば良くできているかも知れませんが、やはり最後の「オマケ」な感じが拭えなかった。
仕方ないとは思いますが、The Beatlesが活躍していた時代の空気感が全くなかったのが残念です。
The Beatlesのファンの方には申し訳ないのですが、個人的には”Free as a bird”で綺麗に終わってほしかったというのが率直な感想です。
ジョン・レノンは自分が亡くなった後、作った曲を加工して発表されることをどう思っているのだろうと思ってしまいました。
亡くなったアーティストの新曲がリリースされることが度々ありますが、正直私は賛同できないなと思います。
せっかく新曲が発表されて、気分を害する事をかいて申し訳ありません。
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