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いまが2023年6月30日なので
ジェフ・ベックが無くなってから半年が経とうとしています。

ジェフ・ベック
本名ジェフリー・アーノルド・ベックは2023年1月10日に78歳で亡くなりました。

決して早すぎる死というわけでは無いけれども
3代ギタリストとも評された彼が無くなったというのは
喪失感が大きい。

そんな今回はジェフ・ベックの機材などについて書いていきたいと思います。

ジェフ・ベック ’99 ”WHO ELSE! TOUR”

今回ジェフ・ベックのアンプセッティングの数値の分かった1999年の「WHO ELSE!」のツアー時のアンプのセッティングを書いています。

今回調べて分かったのは、かなり機材がシンプルである事。

アンプ、BOSSのエフェクター1台、ギターというシンプルな構成でした。

これだけシンプルな構成で、人の心をとらえる事の出来るサウンドを出すことが出来るというのは、やはり天才としか言いようがないと思います。

この様なシンプルなシステムで天才的なトーンを出しているので、機材のせいにできませんね(;^_^A

ギター:フェンダー ストラトキャスター

ギターはジェフ・ベックのシグネチャーモデルの
フェンダー ストラトキャスター

ロッキングペグとAmericanStandardのトレモロユニットが採用されています。
これによってアーミングの際のチューニングの狂いが極力抑える事が出来ています。

またピックアップはフェンダーカスタムショップのNoiselessを搭載しています。
エリック・クラプトンもNoiselessを使用していますが、ハイゲインで硬質なサウンドが特徴でした。

 

エフェクター:BOSS”BF-2”Flanger

ジェフ・ベックはBOSSのエフェクターを拘って使用している様です。

過去にはオーバードライブの”OD-1″使用していました。

因みに今は後継機のBF-3となっています。
BF-2とBF-3の大きな違いはアナログかデジタル化の違い。

大きなサウンドの違いはないようですが
BF-3の方が硬質な音だと言われることがあるようです。

ただBF-2も音に不安定な部分があったようでどちらが良いかは完全に好みかもしれません。

 

アンプ:マーシャル”JCM2000/DSL50″

アンプは過去にフェンダーなどのアンプも使用されていましたが、1999年ごろはマーシャルのアンプを使用しています。

各セッティングは以下の通り

PRESENSE :0
TREBLE:3
MIDDLE:6
BASS:6

REVERB:0

ULTRA GAIN
VOLUME:3
GAIN:4

CLASSIC GAIN
VORUME:6
GAIN:7

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フィンガーピッキングについて

ジェフ・ベックと言えばフィンガーピッキングの印象が強いです。
ただ。昔からというわけでは無く1985年のアルバム「Flash」からで
以前はピックを使ったプレイをしていました。

理由は「ピックを介するより、直接弦に触れることでより表現力が得られる」との事です。
なので代表作の一つでもある「ブロウ・バイ・ブロウ」の時はピックで引いていたという事。

人によっては、ピックで引いていた時の方が表現力が豊かだったという方もいますが、個人的には1999年のアルバム「フー・エルス」以降のエレクトロ期のキレッキレなサウンドが死ぬほど好きなので、と言うか指であんなフレーズ弾けるの?ってサウンド。

無くなるまで攻めたサウンドで、過去のギタリスト感がなく最後まで現役だったジェフ・ベックは憧れの存在なのです。

 

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