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ジョン・フルシアンテの経歴・使用機材については以下の動画でも解説しています!
併せて、視聴ください!!

https://youtu.be/pfJel6F0Hqg

ジョン・フルシアンテのサウンドは「枯れたギター」

元、レッドホットチリペッパーズのギタリスト。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第18位、2011年の改訂版では第72位!
彼の最大の特徴は「枯れたギター」と評されるようなどことなく切ないサウンド。

ストラトキャスターをマーシャルのアンプにつないで鳴らされるサウンドは突き刺さるようなエッジのあるサウンドでありながら、野性的な野太さもある非常にロックなサウンドです。

ジョンのギターのサウンドは時代によって変化があります。


ジョンフルシアンテの過去から現在

デビュー「母乳」~「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」時代

レッドホットチリペッパーズの前任ギタリスト「ヒレル・スロヴァク」の休止により抜擢されました。当初は後任のギタリストとして、あまり自分のスタイルを全面に出すことはありませんでしたが、「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」になると、自分のスタイルを全面に出したテクニカルなプレイが多くなりました。
当時のサウンドとしては、「ギヴ・イット・アウェイ」のようなファンキーな単音カッティングの印象が強いです。

ブラッド・シュガー・セックス・マジック

 

復帰作「カリフォルニアケイション」時代

「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」のあと、ツアー中に急にバンド脱退し数年間ヘロイン中毒とうつ病に悩まされることになります。
当時、歯はほどんど抜け落ち、ヘロインを買うためにギターやアンプも売り払っています。
その後、「カリフォルニアケイション」というアルバムで復帰することとなりました。
この時期のサウンドは約2年間ギターを全く引いていなかった事もあり、テクニカルなプレイはなりを潜めます。ただ、サウンドは「枯れたギター」と評される事となるような独特なサウンドとなりました。
この頃「ビンテージのストラトキャスターとマーシャルがあればエフェクターは必要ない。」とさえ言っていましたがあまりエフェクターの数は多くありませんでした。

Californication [Explicit]

 

成熟期「By The Wey」~「ステイディアム・アーケイディアム」時代

前作に引き続き発表された2作は、また以前のようなテクニカルなプレイが復活しています。
ただ、以前よりアグレスぶなプレーとなっています。
また、エフェクターを使用した実験的なサウンドも多くなっています。
以前「エフェクター不要」とさえ言っていたジョンですが、この頃から多くのエフェクターを使用するようになっています。特にファズの歪が印象的です。

バイ・ザ・ウェイ   ステイディアム・アーケイディアム

 

レッチリ脱退後(ジョン・フルシアンテの現在)

レッチリの脱退後は精力的にアルバムを発表しています。
脱退後のアルバムだけでも10作以上作成されました。
ただ、表舞台に立つ事は減りました。
2011年以降はフェンダーのギターからヤマハSG1500にメインのギターを変えました。
サウンド的にはレスポール寄りの音になりましたが、「枯れたギター」のサウンドは健在。

NIANDRA LADES & USUALLY

そして、アルバム「Trickginger」でギターではなくシンセサイザーを使用してテクノアルバムを作成しました。

トリックフィンガー    トリックフィンガー 2

2度目のレッチリ復帰!

2019年12月16日にレッチリに復帰することが発表されました。

でるか?乳アルバム?2022

2022年11月1日。
ついに、、遂に!
新しい音源が届きそうです!


ジョシュには申し訳ないけど、
この音聴いたら「よかった~」
ってなっちゃう。

リフ聴いただけで
こんなにワクワクできるアーティストも
珍しいよね~!

とにかく!
レッチリ新作!
楽しみですね!


 


ジョン・フルシアンテの仕様機材は?

ギター

ジョン・フルシアンテの使用ギターはストラトキャスター、テレキャスター、ジャガー、などのフェンダー系やグレッチホワイトファルコン、ヤマハSG2000などを使用しています。ですが、ジョンフルシアンテと言えばストラトキャスターと言うくらいにストラトキャスターが彼の代名詞となっています。
ジョンはビンテージのストラトキャスターを使用していますが、普通のストラトキャスターで問題ないと思います。

 

 

 

アンプ

Marshal Major 1967、Marshal Silver Jubilee

そしてアンプはマーシャル。
機種は、Marshal Major 1967、Marshal Silver Jubilee。
どちらかといえばローゲインのアンプです。
ストラトキャスターをマーシャルに繋いで出される音色が彼のベースと言えます。
ただ、これらのアンプはかなり入手困難なので、歴代のアンプの音がシュミレートされているMarshallのCODEシリーズがオススメです。

 

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メインで使用しているエフェクター

エフェクターに関しては、かなりの多くのエフェクターを使用しています。
ここではメインで使用しているエフェクターをご紹介します。

BOSS TURBO Distortion DS-2

ジョンの歪みと言えば。BOSSの TURBO Distortion DS-2です。昔から一貫して使用していて、現在でもエフェクターボードから外していないのでよっぽどお気に入りなのでしょう。
とにかくジョン・フルシアンテの歪みが欲しければDS-2を入れておくと間違いないです。
因みにジョンのセッティングは、Volume:3時の方向、Tone:MAX、Distortion:MAX、TURBO:Ⅱとなっています。マーシャルのアンプをクランチ気味にして(歪むか歪まないか程度にしてDS-2を通すことであの歪が作られています。

 

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Ibanez WH-10(ワウペダル)

ジョンは昔からワウペダルを多用しています。
ワウペダルがなければ成り立たない曲も多数。。全てのエフェクターにワウを使用することで、サウンドが完成しています。
ワウペダルと言えば、Vox、ジムダンロップの製品が有名ですが、ジョンは一貫してIbanezのWH-10を使用しています。
「ByTheWay」のカッティングはこのワウを踏み込んだ時のサウンドです。

 

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BOSS CE-1(BOSS CE-5)(コーラス)

コーラスも結構頻繁に使用している印象があります。
使用しているコーラスはBOSS CE-1です。これはBOSSブランドの第1号の記念すべきエフェクターです。
現在は廃盤なのでビンテージショップなどで購入するしかありませんが、後継機種のBOSS CE-5で代用できます。

 

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Fender リバーブ(BOSS FRV-1)

Frnderのリバーブが好みのようで、常にリバーブが掛かっている印象すらあります。
リバーブのためにアンプを持ち歩くのは現実的ではない為、BOSSから発売されている、FenderのリバーブをモデリングしているエフェクターBOSS FRV-1をオススメします。

 

 


BIG MUFF/BOSS FZ-3(ファズ)

ファズです。ジミーヘンドリックスも愛用した歪み。
DS-2も歪み系のエフェクターでしたが、ファズはもっと荒々しく音が潰れる感じ。この潰れた音をワウを使うと何とも言えないサウンドができます。
余談ですが、ジョンのファズに関しては入れ替わりが激しいです。
「カリフォルニアケイション」時はBOSS FZ-3。「By The Way」時は今回案内しているBIG MUFF。
「ステイディアム・アーケイディアム」時代にはMahoney BUZZrite を使用しています。
どれも良くできたファズですがサウンド的にはBOSS FZ-3よりBIG MUFFの方が粒の粗い感じです。
また、Mahoney BUZZriteに関しては国内では中々入手困難で入荷待ちが多いので、ファズを選ぶならBIG MUFFかBOSS FZ-3のどちらかを選べば間違いないと思います。

[BOSS FZ-3]

 

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[BIG MUFF]

 

 

[Mahoney BUZZrite]

 


とりあえず以上を選べばジョン・フルシアンテのサウンドに近づくと思います。
ただ、ギターという楽器は全く同じ機材を揃えても、弾く人によって音が違ってくる楽器。
手癖やピッキングなど、ジョンのサウンドを極めようとすると奥深くなっていまいます。
とはいっても、形から入ることも大切。
ジョンのサウンドが大好きな方は、この内容を参考にしてサウンドの追求に少しでも役立てばと思います。

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