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風の時代の子どもたちへの教育方針

自分で考え、変化に対応する力を育てる

私には、17歳、14歳、11歳の3人の子どもがいます。私たち夫婦の教育方針は、「自分で考え、変化に対応して生き抜く力を育てる」というものです。これは、単に良い大学に進学して安定した企業に就職することを目指す教育とは異なります。もちろん、子どもがその道を選びたいのであれば尊重しますが、私たちはそれが唯一の正解だとは考えていません。

少子化や経済の停滞を考えると、これまでの「良い大学→大企業に就職」というモデルは、これからの日本には適さないと感じています。

世代間の考え方の違い

私の父は「不安定な時代だからこそ、良い大学に行き、安定した会社に就職すべきだ」という考えを持っています。父は72歳で、これまで社会的に成功してきた背景があるため、その考え方を変えるのは難しいでしょう。しかし、私は時代が変わった以上、新しい変化に合った生き方をしないと、かえって苦しくなると考えています。

同様の考えを持つ人はまだ多く、私の周りでも同じように「古い考え」と感じる若い人もいます。SNSやインターネットは、自分と似た考えを持つ人が集まりやすいため、このような認識の違いが生まれるのは当然かもしれません。

大事なのは自分で考える力

「良い大学→大企業に就職」という考えは、まだ多くの人にとって常識であり、それが間違っているわけではありません。私も、学歴社会に対して過剰な批判はしていませんし、学生が努力することは大切だと思っています。

しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切だと感じるのは、「自分で考えて変化に対応し、生き抜く力」です。勉強だけに集中するのではなく、恋愛や友達との時間も大切な経験であり、それが自分を成長させ、未来を切り開く力につながると思います。