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こんにちは。森井けいすけです。

10月になって少し涼しくなってきました。
2019年もあと3か月で終わろうとしています。
ホントに日がたつのは早いですね。

2019年は転機の年

2019年は僕にとっては大きな転換点になりました。
4月の終わり、コールデンウィークの前日に頭が混乱して会社を休みました。

仕事を無理していたので予想はしていましたが、病院に行くと予想通り”うつ病”と診断され、約2か月休職を余儀なくされました。
休職の最初は1週間も休めば仕事に出れるだろうと思っていましたが、最初の1か月は全く起き上がる事もできない状態で、自分でも今になれば良く2か月で復職できたなと思うほどです。

ただ、2か月で復職はしたものの以前趣味としていたギターなどに興味が持てず、仕事も意欲があまり湧かない日が長く続きました。
最近は少しづつ趣味に手を付ける事も出てきましたが、週何回かは「少し調子が悪いな」と思う事もある状態で”完全”に元の状態には戻っていない。と言うのが正直なとこです。
焦らず、時間をかけて、ゆっくりと。
うつ病とはそういう病気のようです。

鬱になってからは、同じ鬱病の人のブログを読んだりするようになりました。そして、”生き方”や”働き方”についての記事も読むようになりました。
そんな中、自分の心に刺さった”映画のセリフ”があったので少しお話したいと思います。

人生は楽しみながら生きるべき!

みなさんピクサーのCGアニメ「カーズ」を観たことはありますか?
テレビでも何回か放送されえていたので見た方も多いのではないかと思います。
僕にとって「カーズ」は、子供が小さいころ大好きで毎日のように見ていた映画でした。
すこし時は経って最近(鬱で休職中に)また「カーズ」を観る機会がありました。

「カーズ」は、レーシングカーでスターの主人公”ライトニング・マックウィーン”が、今は寂れた町”ラジエーター・スプリングス”の人々との交流を通して成長する話です。
”ラジエーター・スプリングス”は隣接するルート55号と言う道路がメイン道路であった時繁栄していたけど、新しく高速道路が出来て以来さびれてしまった町でした。そんな”寂れた町”に住み着いた元敏腕弁護士の女性サリーが終盤に言ったセリフが、鬱闘病中の僕の心に大きく突き刺さりました。

「40年前まであんな高速道路は無かったの。その頃、車の旅って今と全然違ってた。道はあんな風に地形を切り裂くんじゃなくて、地形に沿って作られてたの。車は楽しむ為に走ってなんじゃなくて、楽しみながら走ってたの。」

僕はこれを人生に置き換えていました。
「人生は成功する為に生きるのではなく、楽しみながら生きた方が良い!」
会社で認められるとか出世するとか。
周りの目を気にするのでは無く、
「家族と一緒にいる事」とか「仲間と楽しく趣味に生きる事」
そんな人生の方が幸せに決まってる!と思えたんです。

人生”仕事”の為だけに生きるなんて勿体ない!

今の時代、自分が思っていた以上に鬱経験者は多い様に思います。
実際、知り合いになった人が実は鬱を経験していたって事が多かったのです。

鬱病は珍しい病気ではなくなりました。
本当に辛いし大変な病気だと思います。
でも、今となれば鬱病になって人生を見つめなおすことが出来て、結果的に良かったと思えるようになりました。

人生仕事の為だけに生きるなんて勿体ない!と鬱病になって気づかされた2019年でした。

あと、少しでも自分の経験が役に立てれば良いと思うので、鬱になって感じたことなどアップしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

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